OLD
TIME RADIO
SKETCHES FOR ANOTHER CHIRSTMAS SONGBOOK
[CD : 1280YEN ] ポーランドの男女3人組「OLD TIME RADIO」による11曲入りのNEW
CD。昨年12月にリリースされたこのCD、タイトルからも察することが出来るようにクリスマスをテーマとしたコンセプチャルアルバム。もし"クリスマスをテーマにした季節外れのアルバムだからちょっと...." なんてスルーするなんてことがあるとしたらホント勿体ないですよ、このアルバム....
この一昨年頃にスペインのレーベル AEIOU RECORDSからリリースした3"CDR EPではチープなサウンドスタイルをベースにフォーキーで60'Sなサイケデリック
+ モダン+レトロフューチャーな音を聴かせてくれた彼らですが、今作はとことんシンプルに徹してます。アコギとチープなキーボード、メロディカにトイシロフォン、そしてとことんアオい男性ヴォーカルに90'Sライクでスイートな女性コーラスをアクセントに奏でられるクリスマスソング達
(なかにはCL予選のバルサ vs. アーセナルのことを歌ったウタもあり。曲調がBEACH BOYSテイストな感じで良いです) 。それらはバックの音をとことんシンプルにしたことによってウタの良さがストレートに伝わり、さらにそのウタに絡んでくるいくつも重なり合うように織りなされる繊細な男女コーラスワークが心地よさをつくり出しています。あと曲終わりのアコギによる憂いを帯びた残音というか余韻もなんとも表現しがたい感覚を覚えさせてくれるような。こんな暖かくて心に染み入る彼らのウタと柔らかい音色は、まさにこの季節にピッタリといった音といった感じです。なんかYOU
AND MEや80年代後半のネオアコが聴きたくなってくるような感じに.... アコースティック&ソフト/メロウな音が好きだったら気に入ること確実ですよ。
OLD
TIME RADIO
JUST BECAUSE WE WERE WRONG
[CD : SOLD OUT ] ポーランドにて活動する男女3人組「OLD TIME RADIO」の11曲入りのNEW CD。男女コーラスワークが心地よいウタ達はYOU AND
MEや80年代後半のネオアコを彷彿させるようなFRAGILE FOLK/PURE POP。さらにROCKETSHIPを思わせる曲もアリ。アコースティック&ソフト/メロウな音が好きだったら気に入ること確実です。
THE
SECRET LOVE PARADE
SELF TITLED
[CD : 1580YEN ] オランダはアムステルダムの女の子2組「THE SECRET LOVE PARADE」のDEBUT
CD。オランダのレーベル SNOWSTAR RECORDSからのリリース。飾らない普段着感覚なほのぼのとしたウタとメロディライン、ややぎこちなさが感じられるギターにチープなキーボードの音色とリズムボックス(またはチープなドラム)ら奏でられる彼女らのシンプルなウタ。それは80年代のUK
GUITAR POPのような素朴さと拙さとそれに影響された90年代のUS INDIE / GUITAR POP、たとえばSLUMBERLANDやSHELFLIFE、SUNDAY
RECORDS 辺りをイメージさせるやや憂いを帯びたGUITAR POP (90年代のUS INDIEシーンを代表する名作コンピ "POP
AMERICAN STYLE"に収録されていそうな音です) + 初期STEREOLABを思わせるレトロなセンス。それは今現在の彼女達の想いや感覚が詰まったウタはまさに等身大というに相応し自由で自然体なDREAMY
GUITAR POP。たまにはこいったタイプの音もいい感じです。
SEBASTIAN
ORRE
DIFFERENT WAYS TO TAKE YOU FORWARD
[CDR : 1480YEN ] 2年前ぐらいに入荷したセルフリリースCDR"MACHINES
ARE STRANGERS..."が激良だったスウェーデンのアーティスト「SEBASTIAN ORRE」が久しぶりに新作をリリース。前作ではドラムレスで淡々と奏でられるFRAGILE
FOLKを聴かせてくれた彼。今回のこのCDR"DIFFERENT
WAYS TO TAKE YOU FORARD"でも優しく時に眩しさを感じさせるシンセのトーンとつま弾くアコギにメロディカ(もしかするとアコーディオンかも知れません)、そしてSEBASTIANによるソフトでメランコリックなウタ....それらがドラムレスでシンプルな曲調に極自然に馴染んだデリケートでドリーミィーな感触をもったELECTRO
ACOUSTIC/FOLKを奏でています。中でもこのSEBASTIANによるこのウタ、前作の時もコメントに書きましたがこの壊れ物を大切に扱うかのように大事に、大事に歌い上げられるウタはやはり聴く者全ての心の琴線に触れるであろう素晴らさをもっています。とにかくこのウタ、このウタを是非とも聴いて欲しいといった感じの一枚。もちろん全力でオススメです。
特に3曲目"SMASH
YOUR
KEYBOARDS"と9曲目"DANCE
TRAP"は"聴かずに死ねるか"というほどに名曲で、さらにそれだけに留まらず11曲目"SMALLER
THINGS"ではMOLE HARNESS("A PRESENT FROM THE FUTURE "の頃の) やARLISS
PARKER などを彷彿させるELECTRO ACOUSTICやラスト15曲目"IT STILL GETS DARK
HERE FAR TOO EARLYではシリアスなELECTRONICAと音楽センスの懐の深さも披露....それら全てから彼自身の音楽に対する熱意を強烈に感じさせながらもそれらは独りよがりという罠に陥らず、ほどよく肩の力が抜けたというかまさに自然体な姿勢で彼らしい音を展開。きっと音楽が持つ本質的な素晴らしさを"この音"は感じさせてくれるはずです。
CRAYONSMITH
WHITE WONDER
[CD : 1580YEN ] 2004年にアイルランド/ダブリン在住のアーティスト CIARAN SMITHがパーソナルな4トラックレコーディングから活動をスタートさせたこの「CRAYONSMITH」。現在はトリオ編成となりこれが2枚目となるアルバム"WHITE
WONDER"。ギター、ベース、ドラムとオーソドックスなトリオ編成をとりながらもその音はチープなリズムを刻むサンプラーやささくれたノイズを奏でるシンセなどらパートによりストレートでありながらどこか歪んだ音を展開。本人達曰く、ANTICONに強い影響を受けているらしいのでその辺りのセンスが音に歪みを与えているような感じか?
さらにPAVEMENTから始まる90年代のLO-FIの系譜(実際LO-FI自体はTALL DWARFSから始まってますが) を脈々と受け継ぐような感覚もチラホラ見え隠れしています。で、そういった歪んだセンスも彼らの魅力ですが同時にこのストレートで伸びやか、そしてちょっとだけメランコリックさを加えたようなアオいウタ、これがもの凄くイイです。良いメロの曲がこのアルバムには沢山収録されていますが、特に2曲目の"LOST
IN THE FOREST"なはホント"奇跡"と例えたくなるようなメロディとセンス。この疾走感と曲が進むにつれて昂まる高揚感、ホント鳥肌モノです。そしてこの曲を聴いているとどこか"THE
PINK GHOST"や"THE BLANKET EP"頃のTHE ACORNを彷彿させるような....ともかく2曲目の"LOST
IN THE FOREST"のためだけでも購入する価値大です。
THE
BLACK ATLANTIC
REVERENCE FALLEN TREE
[CD : 1780YEN ] オランダの男女4人組、本当か冗談か定かではありませんが、結成当時はメタルバンドだったらしいこの「THE
BLACK ATLANTIC」。しかし今現在の彼らが奏でる音にはそのようなセンスは微塵も感じられず(と考えるとプレスリリース用のジョークと思えなくもないような)
、そこにあるのは憂いを帯びた繊細なウタとミニマルなセットによる穏やかな調べ。心の琴線に触れるつま弾くアコギ、凛としたピアノ(特にタイトル曲"REVERENCE
FOR FALLEN TREES "での色んな感情が入り交じったような複雑で深い音色は絶品)。そしてメロウでソフト、メランコリックなウタはどこか翳りや不安を抱えながらも清らかで、そして淡々と流れるかのようなイメージ。さらに彼らの音の中核を担うデリケートなコーラスワークは"SMILE"から"20/20"あたりのBEACH
BOYSや"ODESSEY AND ORACLE"のZOMBIESあたりに影響を受けているような印象も。全体的にミニマルなパート編成
/ サウンドワークもやはり"SMILE"のBEACH BOYSに似たあの"もやっとしたメランコリック"な感じアリです。彼ら「THE
BLACK ATLANTIC」が奏でるミニマルなFRAGILE FOLKはこの季節にシンクロするようなそんな音。今聴いて欲しい、そんな一枚です。
BLUNDERSPUBLIK
YOU ARE THE BEST EVER
[CD : 1580YEN ]
PAPER
PLANE PILOT
FIRST FLIGHT
[CD : 1380YEN ] アメリカはサンディエゴの「PAPER PLANE PILOT」ことDUSTIN FRELICHによるソロワーク。オンラインダウンロードでのリリースはいくつかあったものの、フィジカルCDとしてのリリースはこのアルバム" FIRST
FLIGHT"が初めて。全てのパートを自ら奏で、そしてさらにセルフリリースまでして世に出たこのCDは どの曲もメロディが素晴らしいの一言に尽きるような全10曲...
80'S レトロなテイストがやや感じられる軽やかでクリアーなトーンが印象的なエレポップテイスト強のバック (初期のI AM ROBOT AND PROUDに近いような感じも)
にメランコリックでありながらも決してジメっとせず、ストレートでいてスウィートな旋律を上目遣いでアオ臭く歌うといったセンス... あのJAMES YUILL〜OWL
CITY (けどアレンジはあれほどアッパーじゃないのでご安心をw) 〜AGE OF THE ROCKETS〜FADED PAPER FIGURES らに近いようなELECTRO
POP / FOLKです。JAMES YUILLの名曲" NO SUPRISE"に匹敵するようなあんな感じの曲ザックザク、もうJAMES
YUILLが好きだったらこのアルバム無条件で聴くべきといった感じ。ホント "リリースしてくれてアリガトウ"と「PAPER
PLANE PILOT」ことDUSTINに何度も伝えたくなるような一枚です... 今週同時に入荷したCRAYONSMITHと同様に全身全霊を込めて全力でオススメ、もちろん鬼マストです!!!!
MINT
CARBORD ROCK SHIP
[CD : 1480YEN ] UKのWARM TONE ELECTRONICA 「MINT」のフルアルバムCDがリリース。リリースは自ら主宰するレーベルBOLTFISH
RECORDINGSから。2004年の活動開始から今まではCDR、それもフルアルバムのリリースというのはなかったのでフルアルバムCDは今回が初。MINTといえば2004年〜2005年にセルフリリースした"AUDUBON
EP" "MANMADE NATURE EP" "SKETCHES IN CRAYON"などのCDRで聴かせた柔らかくオーガニック、ドリーミーでチャイルディッシュなメロディ、軽やかで弾けるようなトーン/リズムを聴かせてくれるシンプルなWARM
TONE ELECTRONICAというイメージ。そしてこの初のフルアルバム"CARDBOARD ROCKETSHIP "ではそれらMINTの代名詞といえるWARM
TONE ELECTRONICAなスタイルをキープしながら、奥行きあるスケールの大きいサウンドスペースと至福感を感じさせる音の響きらを新たに加えたスタイルへと進化。音に"深み"がプラスされた感じです。で、そのスタイルの変化の流れからか何故かこのアルバムにあのULRICH
SCHNAUSSの曲をMINTがリミックスしたトラックが収録。ULRICH SCHNAUSSが2007年にリリースした"GOODBYE"に収録されていた"SHINE"をリミックスしています。あとDUOTONE
MSが2004年にリリースしたコンピCDR "SUBURBAN REBELS"に収録されていた曲"DOROTHY'S
SONGS"も収録。柔らかいトーン & ドリーミーなメロなこの曲、やはり名曲です。
CANYAREIAL
GAINZBEATS
[3"CDR : 1080YEN ]
同じくカナダのレーベルカナダのレーベル "CAHT BLANC RECORDS"からの一枚。フランス/パリにて活動するHIP
HOP/ TURN TABLIST。SERGE GAINSBOURGへのオマージュ的なサウンドアプローチでGAINSBOURGやJANE BARKINをサンプリングしながらGRAND
MASTER FLASHをはじめとするOLD SCHOOL HIP HOPなネタのサンプリングにエッジの効いたギターに軽やかなピアノ、そしてポップと例えたくなるようなHIP
HOP BEAT (NEW SCHOOL的なんでしょうか?) らによる実に聴きやすいINSTRUMENTAL。90年代末から2000年あたま辺りにこんな感じの無名(もしくはネタの事情で変名)のABSTRACT〜BEAK
BEATSが無数にいたような。そういえば初期AVALANCHESもこんなスタイルの音でしたね。全11曲 MIXTAPEな感じにノンストップで収録されているので一気にガッと聴ける一枚です。たまにはこんなのもイイ感じです。